ファーストニキビとの戦

tiyo
2021年6月4日

その戦いは突然やってきた。それは中学2年の夏頃だったと思う。いつものように朝起きて、顔を洗っていると、ある一点がなんか痛い。http://chalievice.com/

そう、ニキビが出来たのだ。小学生まではツルツルというかぷにぷにというか、とにかく「オイリー」という言葉とは全く無縁の肌で過ごしてきた。さながらお肌の青春時代を過ごしてきたと言っても過言ではない。

しかし本物の青春時代が長く続かないように、お肌の青春時代も長くは続かない。私の場合、本当にそれは突然やってきた。大切なニキビの出現のパートなので繰り返させて頂くが、ある日起きて鏡を見て見ると、肌にポツンと赤い物体がいる。しかも、結構大きい。それも昨日まで何もなかったところに。「鎮座する」、「おわします」という感じで。赤い物体が、私の肌に、いる。おわしましている。なんだこいつは。とその物体の図々しさに腹を立てたのも束の間、寝起きの私を見て母が「あーニキビ出来てるー!」とからかってきた。

そうかこれがニキビというやつだったのか、と私は合点した。ニキビというその可愛らしい響きからは想像もつかないほど、私の顔に出来たファーストニキビは堂々としていた。これはやられた…と思った。が、私はすぐに攻勢に出た。いつまでも私の肌にのさばらせておくわけにはいかない。私のお肌の主役はこの私だ。ニキビ、あなたではない。この日の為に対策は練ってあった。それは、泡立てネット。友人Tから聞いて泡立てネットでの洗顔が最もニキビに有効という情報を手に入れていたのだ。友人T、ありがとう。

洗顔フォームを取り出し水と合わせネットでビール職人顔負けの極上の泡を作る。そしてその泡で洗う。決して擦らずに。泡で洗う。これが効果抜群だった。おわしましていたニキビはあっという間に小さくなり、最後には「生意気にも居座って大変申し訳ございませんでした」と丁寧に謝罪して消え去っていった。ニキビは2日であっけなく消えてしまった。アッサリ勝ちすぎて、気が抜けて、少し切なかった。また出来てもいいよ。何かの知らせかもしれないから。